将来ハゲない為の薄毛対策方法~薄毛の原因編~

将来の薄毛予防に関心を持つ方へ、薄毛の原因について20冊以上の育毛関係の本を読んできた私が解説します。

私自身は専門家ではありませんが、客観的な立場から解説できることと、この記事で発信する内容は、皆さんが時間と書籍代を掛けて入手できる内容をまとめ、お金と時間を節約し将来の薄毛予防に役に立つ情報を得ることが出来ます。

薄毛になる原因って何?

そんな疑問にお答えします。

目次

4つの薄毛原因よって総合的に薄毛になる

今回は薄毛になる原因について、大まかに4つに分けました。

外的要因、内的要因、AGA、その他 の4つです。

これらがかみ合って総合的に薄毛になるのではないかと考えます。

それぞれの4つ要因について簡単に解説します。

外的要因

外的要因は体の外部からの影響が関係して薄毛になるものです。

間違ったヘアケアなどによる頭皮環境の悪化

頭皮に合わないシャンプーなどによる頭皮トラブル。

シャンプー時に爪を立てて強く洗い、炎症や、産毛が抜ける。

皮膚炎

脂漏性皮膚炎などの炎症によって薄毛になる。

紫外線や物理的衝撃

長時間紫外線にあたる事での炎症による抜け毛、頭を強く叩くなど物理的衝撃。

内的要因

心と体の健康が薄毛になる原因を作っています。

もっとわかりやすく言うと、心と体に良い事は髪の毛にも良いという事です。

生活習慣

食事のバランス、運動不足、睡眠不足等の生活習慣によって薄毛になる。

食事

私たちの体は食べた物で出来ているといっても過言ではありません。

髪の毛を作るにも栄養が必要ですが、体の重要な臓器などに栄養を優先されるので髪の毛や爪など後回しになります。

栄養が不足するとどうなるのかもうお分かりですね。

栄養不足もそうですが、食べ過ぎによる原因もあります。

糖の過剰摂取は髪の毛に必要なたんぱく質と結びついて老化を早めます。

最近の若くして薄毛になってしまう人が多くなっているのは、ジャンクフードなどの食の欧米化によるものではと個人的には思います。

余談ですが、ホームレスにハゲが少ないという話を聞いた事がある人もいるかもしれません。

シャンプーしないから髪の毛がふさふさという理屈らしいが、過剰に糖質、塩分、酒などを摂取しないからというものも一つの理由になってそうだと感じます。

なにより、バランスの良い食事が髪の毛にも良いということですね。

睡眠

睡眠中には成長ホルモンが分泌されます。

この成長ホルモンが髪の毛に必要な、たんぱく質の合成を促す作用や血行改善などの効果があります。

睡眠不足になると、成長ホルモンの分泌が少なくなり、薄毛になりやすくなってしまいます。

運動

運動不足による血行不良が薄毛の原因となります。

運動には成長ホルモンの分泌を促すことから、薄毛の対策になります。

体に良い事を考えると運動は欠かせないです。

ストレス

毛細血管が収縮して毛根へ栄養が供給されにくくなる。

円形脱毛症

円形脱毛症は自己免疫疾患だとされています。ストレスが原因だと思われがちですが、ストレスはあくまできっかけで発症すると言われています。

詳しくは↓の日本皮膚科学会のガイドラインが詳しく解説してます。

https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AA_GL2017.pdf

たばこ

たばこのニコチンが血管収縮の効果があるので、血行不良で薄毛になる可能性があります。

その他、健康やお金の事も考えると禁煙を考えてみても良いかもしれません。

AGA(男性型脱毛症)

AGAとは、男性ホルモンの一種である「テストステロン」は5αリアクターゼという酵素と結びついて、ジヒドロテストステロンになり、このジヒドロテストステロンが前頭部、頭頂部の受容体(男性ホルモンレセプター)と結合して髪の毛の成長を抑制させます。

AGAの特徴

進行性で徐々に前頭部、頭頂部の髪の毛が薄くなる

日本人男性の約30%がAGAになる

5αリアクターゼの活性度と受容体(男性ホルモンレセプター)の感受性は遺伝する

薬でAGAの進行を止めることで、薄毛の解消できる可能性があるが、薬を止めると薄毛が進行する

男性の薄毛のほとんどがこのAGAだと言われています。9割ともいわれています。

薄毛の原因としてAGAが第一候補になりそうです。

こいつの嫌な点は治らないという事です。

詳しくは↓の日本皮膚科学会のガイドラインが詳しく解説してます。

https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf

AGAの対策

AGAに関して治らないのですが、進行を遅らせることはできます。

1.薬

AGAに有効な薬が、ミノキシジル、フィナステリド、デュタステリド

2.生活習慣の改善

生活習慣の改善でAGAの進行を抑制できる説があります。科学的根拠があるわけではないので説くらいに留めておきます。

その為、自毛植毛でに解決する選択肢もありますが、AGAの進行は止まりません。

AGAについては別記事で詳しく解説予定です。

その他の要因

薬による薬害や加齢による薄毛

これに関してはどうしようもなく対策しようにないので、こういった事もあると知っておいでください。

薄毛原因の考え方

薄毛の原因の考え方について解説します。

例えば、合計10点で薄毛が進行し始めるとして

Aさん

AGA 5点

生活習慣が悪い 6点

だったとすると合計11点で薄毛が進行中。

この場合、生活習慣を改善して2点にできたとして合計7点

薄毛の進行が止まる

Bさん

AGA 11点

生活習慣が悪い 5点

だったとすると合計16点で薄毛がそこそこ進行しているとして、

生活習慣を改善して1点にできたとして合計12点

多少ましにはなるが、薄毛の進行は止まらない。

言いたい事として、

薄毛の原因は色んな要因から成り立っている。

人によって、薄毛になる原因が違う。

といった感じでしょうか。

これは私が「要するにこういうことかな」と考えたものになります。

科学的根拠に基づく物ではないので、ご承知おきください。

なぜこの考え方に至ったのか解説します。

色んな書籍を読んでみて薄毛の原因の内容について大まかに2極化しています。

1、薄毛の原因のほとんどがAGA これに有効なのはエビデンスがあるミノキシジル、フィナステリド

  生活習慣を改善しても意味ない 主に医師の方の主張が多い

2、生活習慣、ヘアケアで薄毛は治る 主に美容師など髪の毛が関わる仕事の人の主張が多い

もちろん違う主張のものありましたが、参考までに。

なんで薄毛の原因について統一感がないのか考えてみたのですが・・・

まずは、完璧に科学的に解明されていないから。

これは私も意外と思いましたが、まあ完璧に解明されていれば薄毛に悩む人なんていないですよね。

科学的にわかってない事がある以上、美容師や髪の毛に関わる人の「経験」も無視できません

その為、極端な考え方ではなく柔軟な考え方が必要だと思い上記の方な考え方に至りました。

薄毛に原因の質の悪い所は、原因がわかりにくい所にあると感じます。

色んな育毛方法を試してみても、そもそも原因違いだったり、

それでいて、AGAという自身ではどうしようもない理不尽が待ち受けていたりします。

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