2026年9月14日、医療法人社団鉄結会は、全国の20〜60代で、すでに抜け毛や薄毛に悩みを持つ男女300人を対象としたインターネット調査を公表しました。秋の抜け毛や夏の頭皮紫外線対策、皮膚科への相談に関する認識を調べたものです。季節の変わり目に抜け毛が気になる人にとって身近な話題ですが、自己申告による意識調査である点を踏まえて読む必要があります。
出典・公開日:2026年9月14日「秋の抜け毛『いつもより多い』と感じる人が78.3%」





今回のニュースのポイント
- 回答者の78.3%が、9〜10月に抜け毛が普段より増えたと感じていた
- 夏に頭皮の紫外線対策をした人は23.7%だった
- 抜け毛や薄毛を皮膚科で相談できると知らなかった人は61.0%だった
- 対象は髪の悩みがある300人であり、一般人口の割合や紫外線との因果関係を示す結果ではない
鉄結会の秋の抜け毛調査を整理
78.3%が秋の増加を実感
調査では、78.3%が9〜10月に抜け毛がいつもより増えたと回答しました。ただし、実際の抜け毛を医療者が数えた結果ではなく、回答者の実感に基づく数字です。季節による変化を考える材料にはなりますが、秋になると必ず脱毛が進むことを示すものではありません。
頭皮の紫外線対策は23.7%
夏に頭皮の紫外線対策をした人は23.7%でした。帽子や日傘などで強い日差しを避けることは頭皮の日焼け予防に役立ちますが、この調査だけでは、紫外線対策の有無が秋の抜け毛を左右したとは判断できません。
調査結果を見る際の限界
対象者は、すでに抜け毛や薄毛の悩みを持つ300人です。無作為に選ばれた一般人口の調査ではなく、自己申告式のインターネット調査でもあります。紫外線、生活習慣、季節変化と抜け毛の因果関係を確かめるには、客観的な測定を伴う別の研究が必要です。
抜け毛が気になる人が注目したい点
本数より時間による変化を見る
抜け毛は洗髪の頻度や髪の長さによっても多く見えるため、毎日の本数だけで判断するのは困難です。分け目や生え際の写真を同じ条件で残すなど、数週間から数カ月の変化として見るほうが状況を整理しやすくなります。
皮膚科で相談できることも知っておく
調査では、61.0%が抜け毛を皮膚科で相談できると知らなかったと回答しました。急に抜け毛が増えた、円形に抜けた、地肌が目立ってきた、赤み・かゆみ・痛みがあるといった場合は、季節のせいと決めつけず、皮膚科などへの相談も検討してください。
※薄毛や抜け毛の原因には個人差があります。症状が続く場合や急に抜け毛が増えた場合は、医師や専門機関への相談も検討してください。
この記事のまとめ
- 髪の悩みがある300人のうち、78.3%が秋の抜け毛増加を実感していた
- 頭皮の紫外線対策をした人は23.7%、皮膚科へ相談できると知らなかった人は61.0%だった
- 自己申告による限定的な調査であり、紫外線が抜け毛を引き起こしたと証明するものではない
- 急な変化や頭皮症状がある場合は、季節性と自己判断せず専門家へ相談したい
髪の毛さん:数字で慌てる前に、昨日との違いより数週間の変化を見ろなー。日差し対策も洗った後の乾燥も、雑にするなよー。

